お客様に名前を覚えてもらうポイントは?

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ポイント
・よく聞き、よく覚え、よい笑顔!
・接近する!
・こまめに連絡する!

お客様に関心を持ちましょう

お客様に名前を覚えていただくことは、私たちキャストにとって何よりも大切な「ご指名」をいただくための第一歩です。
名刺をお渡ししたり、名前を覚えていただくためにトークの中に名前に関する話題を盛り込んだり…といろいろなテクニックがありますが、その中でもっとも有効なのは「こちらからお客様に積極的に関心を持つこと」ではないかと私は思っています。
たとえば、会話の中でお客様の趣味や好きな食べ物、いま関心があることなどをさりげなく聞き出しておき、次回にお見えになった時にはそれに関して調べておいたことを話題にする。
「僕のこと、覚えていてくれたの?」とお客様に喜んでいただければ、自然にあなたのことを強く印象づけられるはずです。そして「どうも自分に関心があるらしい」と感じていただければ、指名をいただける日も遠くないでしょう。
そのためにも、お客様とのトークはどちらかというと上手な聞き役に回ること。自分を強く印象づけようとして、やたらに自分のことばかりアピールするとお客様が引いてしまいます。
そして、お客様と目が合った時は、とびきりの笑顔を見せましょう。どんな可愛い子でも、愛想が悪いと評価はマイナスです。(もっとも、ツンデレ系のキャラを作っている子は話が別ですが…)
キャバ嬢にとって笑顔は最強の武器。ナンバー上位に入るような子は「必殺の営業スマイル」に磨きをかけるため、毎日鏡の前で魅力的な笑顔の練習をしている人もいる…とかいないとか。とにかく笑顔はそれくらい大切です。

お客様に近づきましょう

あまりいやらしい感じになってはマイナスですが、お客様との距離はなるべく近い方が強い印象を持っていただけるようです。「息がかかるくらい」という言葉があるように、手や足が時々自然に触れたり、体温が感じられるくらいの近距離がベスト。ただし、むやみにお客様の体に触れるのはやめましょう。キャバクラはそういうお店ではありません。お客様との「親近感」を演出するために、近距離が望ましいということです。

こまめに連絡を入れましょう

自分の名前を覚えていただくには、メールやLINE、電話など、こまめにお客様に連絡を入れることも大切です。ただし、「さびしいからお店に来て」的な、営業トーク丸出しの、お決まりのフレーズを繰り返すばかりではお客様も嫌気がさしてしまいます。
ここで思い出して欲しいのが、最初に書いた「お客様への関心」です。
たとえば「○○さんはカメラが趣味でしたよね。私、飼ってる猫の写真をよく撮るんだけど、あまり可愛く撮れないんです。上手に撮れるコツを教えてください!」などという感じで、お客様に関心があることをアピールしながら、さりげなくお店へ誘導してみましょう。
すぐに来てくださるかどうかはわかりませんが、少なくともお返事をいただける確率はグンと高くなるはずです。
お客様とこのようなコミュニケーションが続くようになれば、きっと名前を覚えて可愛がっていただけるのではないでしょうか。


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