売り上げアップはドリンク・フードから
1つのボトルを入れてもらうと売り上げ◯十万円。売り上げを焦るあまり、お客様に無理矢理ボトルを入れて貰おうとして機嫌を損ねちゃったり、「これだけ頑張ってるのに全然ボトル入れてくれない」などと愚痴をこぼしたことはありませんか?
頑張った成果がお給料に反映されるのはキャバ嬢としての大きな魅力。ただ、目の前の売り上げアップを狙いすぎて周りが見えなくなっている人たちも大勢見てきました。
そこで「お客様に無理のない形」で売り上げアップするテクニックをご紹介したいと思います。
まずは、初めてのお客さまに付く場合。いきなり「ドリンク頼んでもいいですか?」と言ってしまってはお客様も「どんどん頼まれたらどうしよう」と身構えてしまいます。
ドリンクを頼む前にまずはその場の空気を和らげること。初めてのお客様がきたときに話す内容をあらかじめ作っておいて、まずはそこからその場の空気を盛り上げます。
ある程度盛り上がったところで「喉乾いちゃったのでドリンク貰ってもいいですか?」と聞いてみるといいでしょう。相手が「楽しいな」「もっと話をしたいな」と思ってもらえることで気持ちよく「いいよ」と言ってくれるはずです。
ドリンクを断られた際の対処もあらかじめ考えておくといいでしょう。「一杯だけ!お願い」と男心をくすぐるポーズを作っておくのもいいですし、「ドリンク頼ませてくれたら面白い話をしてあげる」など、相手にも得があるような条件を提示するのもいいでしょう。
目的としては相手に気持ちよく出して戴くことです。ここで無理をして相手を怒らせるようなことはないようにすることが大切です。
当然、いただいた後はお客様に「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
ボトルのオーダーで大事なのはその場の空気をあたためておくことと、相手にそれだけ出しても惜しくはない、と思わせることです。それだけキャバ嬢としての力量が問われてきますし、なにより会話力が重要になってきます。
どれだけその場の会話を盛り上げて気持ちよく注文してもらえるか。そしてその場の空気をあたためておくことができるか、これがとても重要になってきます。
お金を持っていてジャンジャン使いたい人や最初からボトルを入れることを目的としているお客様にはいいのですが、そうではないお客様が多いのが現状です。そういう場合はドリンクやフードを気持ちよく出して頂いて、その結果ボトルを入れてもらえるような空気作りや会話力を磨くようにしてみてください。