アフターと同伴を狙う!違いとテクニック
「アフター」と「同伴」という言葉、聞いたことはあるし何となく意味は分かるけども・・・という方は多いのではないでしょうか?
お客様に喜んでもらうのは何もお店の中だけではありません。お店の外で「アフター」や「同伴」をおこなうことでよりいっそうお客様との距離を近づくコミュニケーションとなります。
今回は「アフター」と「同伴」の意味とテクニックをご紹介させていただきます。
「アフター」とはお店が終わったあと、お客さまと食事や飲みにいく二次会のようなものだと思ってください。あなたも一つの
お店では飽きたらず、違うお店でもう一杯飲みたくなることありませんか?お客様も当然違うお店で飲みたくなります。そこでお店が終わったあとに違う雰囲気でお食事をしたり飲み直したりするのがこの「アフター」です。
お店が終わったあとだとどうしても帰りが遅くなってしまうことがあります。そのとき、電車がまだ走っている人が多いとは限りません。ですので、帰る手段がない場合、タクシー代をいただけるかどうかさりげなく確認しておくと気持ちよく行くことができるでしょう。
また、アフターは夜も遅く帰りの電車がないことから「ホテルに誘おう」とする人も少なくありません。そのときは、「実家暮らしで親が心配するから」とか、「家に帰ったことをお店に報告しなきゃいけないの」という口実をつくってその場を切り抜けるようにしましょう。
アフターを誘ってくるお客さまは下心がある人もいますが、恋人気分を味わいたい人、一人だと寂しいので落ち着いた雰囲気で話を聞いてほしい人などさまざまいます。あなたに話を聞いてほしい、という気持ちはあなたが話を聞いてくれるから、話をすると落ち着くなどそのお客様にとって他にはいないかけがえのない存在になれたということ。
下心があるのでは、と全て断るようなことをせず、アフターを誘われるということはそれだけお客様にとって大切な存在になれたんだ、という自信を持つようにするといいでしょう。
「同伴」とはお店に出勤するまえに、食事などの軽いデートを楽しんでからお客様と一緒に出勤することをいいます。
基本的に食事が多いのですが、美味しいお食事に連れていってくれることが多いし、お店のなかだけでしか知らなかったお客様の意外な顔を知ることによって今まで以上に親近感がわき、距離もぐっと近くなります。
また、アフターと違ってお店に出勤前にいくのでそのあとホテルに誘われることもないので安心できます。
気をつけてほしいのは、お店ではないからといって態度が豹変してしまう人も少なくない、という話を聞きます。ありのままのあなたをお客様は見たい、という方も多いですが素っ気なさすぎる何も気を遣わない姿は幻滅してしまうのが本音です。
また、同伴の誘い方のコツとして「◯◯を食べたいな」というような食事のお誘いから「◯◯って新しいお店ができたんだけど行ってみたいの」「一人じゃ行けなくて一緒に行ってくれると嬉しいな」など、一人じゃないけないから一緒に行ってほしい、ということを相手に伝えることで、お客様のほうから「じゃあ一緒に行かない?」と誘ってくれることが多いです。
もちろんお客様にも都合がありますから、お客様の都合を尊重して無理のない形で同伴へ誘ってみるといいでしょう。