友達と話をするのは得意だけど、人見知りだってするししかも年齢の違う男性相手になにを喋ったらいいのか分からない･･･。これはキャバクラが初めての新人さんたちから聞く、悩みの一つです。決して男性が怖いわけでもないし、話したくないわけでもない。でも何を話したらいいのか分からない。 そんな人たちに向けた誰でもすぐにできる会話の実践テクニックを今回は紹介します。

こんな経験ありませんか？

せっかく先輩のヘルプで入ったのに気のきいたことも言えなくて焦ってしまうし、ついた先輩に申し訳なくなってしまうし、いろんなことを考えすぎてしまって結果なにも話すことができなくて･･･そんな経験はないでしょうか？ 用意していた会話のリストから一つも切り出せなくて、自分の分からない話ばかりがお客様と先輩たちとの会話で繰り広げられています。そんななかに割って入っていくことは大変だし、勇気もいります。 しかし、ここで入っていかなかったら何も喋ることなく終わってしまう、さてこんなときどうしたらいいのでしょうか。

相手を尊重する

自分の分からない話は無理に話をする必要はありません。そこでは聞き役に徹しましょう。 お客さんとの会話はお互いに必ず話をしなければいけない、というものではありません。会話を楽しんでもらうにはまずはお客様が話しやすい雰囲気をつくってあげて、相手にどんどん話をしてもらうことです。 そのときあなたは相づちを打つことに専念してください。会話が上手いひとは相づちの打つタイミングや相づちのバリエーションを多く持っています。 「へぇー！」「なるほど」「それでそれで」「すごーい！」「おもしろーい！」「そのあとどうなったんですか？」 など相づちは無限にあります。会話の流れに合わせた相づちを打つことによって相手を気持ちよく話して貰い、自分が話をしなくても会話が成り立つようにしましょう。 話を聞いているときに大事なのは「相手に共感すること」です。相づちができるようになったらその話を掘り下げるような質問をすることで、相手に満足感を与えれるようにしましょう。 会話で重要なのは相手に不快にさせないことです。褒めたつもりでいったことが相手の気分を損ねることもありますので、黒にも白にもなりそうな場合は抽象的な表現を使うようにするのも大切なことです。

相手との距離を縮める

会話をするうえで上手くいくこつとして相手に距離を感じさせないことです。「距離を感じさせない会話」と聞くと少し難しいように聞こえてしまいますが、相手に「自分は近くにいるリアルさを感じて貰うこと」が重要になってきます。 たとえば、会話のなかに相手の「名前」を入れてみてください。名前を呼んであげることで相手は親近感がわきます。名前を呼んであげることで、相手はどんどん自分を意識してくれますし、会話も広がっていくことになります。これはおすすめですので是非試してみてください。

会話に困ったときは

最後に会話に困り、なにを話したらいいのか分からないときにとっておきの話のネタを一つお教えします。 それは相手の過去の話です。 これは相手の出身地を聞いて田舎ならそこにまつわる話をして広げます。特産物とかあれば「一度食べて見たいんです。やっぱり本場の味は違いますか？」などと会話を広げることができますし、「学生時代ってどんな感じだったんですか？」という話をふってみてもいいと思います。 男の人は過去の話をするときとても楽しそうにするので、その話に相づちをうちながら聞いてあげるとお客様と楽しい会話は成立するのではないでしょうか。 是非、実践してみてくださいね！