「キャバクラ」と聞いて、華やかな夜の世界を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし、夜のお仕事は不規則な生活になりがち。お酒を飲むこともあって、肌には特に気を使います。 美しい姿でお客様を迎えるためにも、今回は、美しい肌を保つための美容法をご紹介します。

●寝る前に必ず化粧を落とす

どれだけお酒を飲み、どれだけ帰りが遅くなったとしても、これだけはやっておきたいのが「寝るまえの化粧落とし」です。
お肌の上に化粧品をのせたまま長時間放置すると、ニキビやシワ、シミの原因になります。朝目覚めると、お肌がボロボロ…なんてことになりかねません。
メイクはその日のうちに落とすこと。コレがなによりも重要です。

●クレンジング

メイクを落とす際には、自分の肌に合ったクレンジングを使用しましょう。
通常のクレンジングで物足りない人には、蒸しタオルがおすすめです。顔にのせて毛穴をしっかり開いてからクレンジングをすると、毛穴の奥まですっきりキレイにすることができます。

●洗顔

熱すぎるお湯は肌を傷付けてしまいます。30℃から35℃のお湯（乾燥肌の場合は25℃くらい）が適温です。洗うときは、洗顔フォームをよく泡立ててから、指でやさしく撫でるように洗います。
「たくさん洗ったほうがキレイになる」と、1日に何度も洗顔するのはNGです。肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥肌になってしまう可能性があります。そのため、1日2回を目安にしましょう。

●水分補給

洗顔後、すぐに化粧水で水分を補給しましょう。洗顔後の肌は、驚くほど水分が減ってしまいます。
化粧水でパッティングするときは、コットンパフより手がおすすめです。コットンパフでゴシゴシこすると、摩擦によって肌にダメージを与えてしまいます。できるだけ手で直接、肌に補給するようにしましょう。

●保湿

夜遅くまでお客様とお酒を飲んだりおしゃべりしたりしていると、どうしても乾燥肌になりがちです。乾燥肌を放っておくと、目尻や口元にシワができやすくなってしまいます。ピチピチの肌を保つなら、保湿は必須です。肌に良い湿度は60～65％ほどといわれています。加湿器を利用したり、濡れたタオルを干したりして、お部屋の乾燥に気を付けましょう。
洗顔と化粧水のあとも、水分はどんどん蒸発してしまいます。乾燥させないよう、保湿成分が含まれるクリームや乳液を塗りこんで、しっかり保湿ケアをしてあげましょう。

●半身浴

半身浴は体温を上げる効果やリラックス効果があるといわれています。体温を上げると血流が良くなり、体内の循環が良くなって、細胞や臓器の働きを良くします。そして何より、リラックス効果が重要です。夜の仕事は何かとストレスが溜まりがちですが、ストレスはまさにお肌の大敵です。ゆっくりとお風呂につかってリフレッシュすることで、お肌の調子を整えましょう。 ただし、お酒を飲んだあとの入浴や、長すぎる入浴による水分不足には気を付けてくださいね。

●十分な睡眠

お肌にとって重要なもののひとつが「睡眠」です。眠り始めの３時間は、お肌のゴールデンタイムと呼ばれています。この時間は成長ホルモンの分泌が多く、この時間に睡眠をとることが美しい肌を維持するのに重要だといわれています。 仕事で普段眠れない分は、洗顔やスキンケアをしっかりしておき、オフの日にしっかり睡眠をとりましょう。

エステやマッサージはキレイになる方法のひとつです。しかし、「ローマは一日にしてならず」という言葉のとおり、まずはお肌の基礎、日々のお手入れが重要なのです。 習慣付けるのは難しいかもしれませんが、慣れてしまえば難しいことではありません。「肌荒れが気になる」「もっとキレイになりたい」という方は、ぜひ、試してみてくださいね。