営業メールの見本:「また会いたい」と思ってもらう営業メール
- ポイント
- ・新規のお客様へのメール
- ・来店を促すメール
- ・イベントを上手に活用する
新規のお客様へのメール
初めてお店に来るお客様を「新規のお客様」と言います。いわゆる一見さんですね。
ご紹介や他店から移ったフロアレディのお客様でない限り、キャバクラではじめから本指名ということはほとんどなく、みんな初めはフリーのお客様です。仲良くなれば場内指名や延長をいただけることもありますが、その日限りでは寂しいですよね。
そんなお客様の再来店を促し、次回は指名をいただくためにも営業メールは重要です。最初のメールはお客様が帰られた後、なるべくすぐに送りましょう。タイミングは24時間以内が目安です。
「今日はありがとうございました。本当に楽しかった♪また一緒に飲みましょうね」など、ご来店いただいたことへの感謝とまた会いたいという旨のアピールを忘れずに。なるべくシンプルで相手が返しやすい内容を意識しましょう。
「もっとお話ししたかった」「あっという間でしたね」と自分が楽しんでいたことを伝え、お客様に好感を持っていると印象づけることも大切な営業テクニックです。
来店を促すメール
キャバクラには1ヶ月に1度いくかどうかというお客様もたくさんいらっしゃいます。お仕事の都合などもありますから、露骨な営業メールはお客様を不快にさせてしまうかもしれません。
相手の好みやペースがわかるまでは、日常会話メインの短いメールのやりとりをしましょう。「もっと話したい」「直接会いたいな」と思ってもらうことができれば、その効果は来店や指名に表れます。
また営業メールは1日1通以上送るものなので、さらっとした内容が基本です。「なにしてますか?」などの質問系は数回に1回、「お店の○○ちゃんとお買い物してます」といった日常報告や、「猫の寝相がおもしろいよー」と写真付きメールなどを送るのも効果的です。直接会った時の楽しい会話がイメージしやすくなり、返信率アップにもつながります。
メールが盛り上がれば「また飲みたいね」「今日は忙しい?」などの営業もかけやすくなりますし、いいお返事がいただける確率も上がるでしょう。
すぐにメールが途切れてしまったり、一切返信をいただけないお客さでも、間隔をあけて連絡を取り続けることで効果が表れることもあります。
イベントを上手に活用する
イベントはお客様をお誘いするのに最適のタイミングです。たとえばお客様のお誕生日。もちろんご家族やお友だちと過ごされる方も多いので、当日に無理を言うのは好ましくありません。「お誕生日おめでとうございます!私も○○さんのお祝いがしたいな。来週でいいので一緒に飲みませんか?」「ハッピーバースデー!今月中に一緒にお祝いしましょうね♪」というように、誕生日のお祝いがしたいと伝えてから一定の期間を区切ることで、メールの返信や来店を促しましょう。
またフロアレディにとって自分のバースデーは特別な日です。それまでの頑張りが、お客様からの指名やお花で形になります。「今日は特別で大切な日です!○○さんにも祝ってほしいな」「特別にドレスアップするから見に来てくださいね」と、誕生日だけは堂々と指名や来店をおねだりするのも効果的。「誰にも祝ってもらえなかったらどうしよう…」などイベントに向けての緊張を相談するもの返信率アップのポイントです。